顛末書サンプルと書き方についてご紹介したいと思います。まず、顛末書の全体的な注意事項としましては主観的に書くのではなく、あくまでも客観的に書くということです。事実のみを時系列に沿って正確に書きましょう。ウソを書いてはいけないのはもちろんのことです。
あなたがお勤めの企業や役所において、顛末書のフォーマットや先例がある場合は、それらを参考にすると良いかもしれません。
それでは、簡単な顛末書の文例をご紹介します。
●商品誤発注についての顛末書文例
2007年12月24日、14時、私がモーモー牛乳に対して牛乳20本を発注すべき所を、牛乳2本しか発注しない誤発注をしてしまった原因は、私が上の空で発注作業をしており、発注画面をよく見ないで商品入力をしてしまったことが原因です。
上の空で発注作業をしてしまった理由は、クリスマスイヴということで、プライベートなことを考えていたためです。
納品時に足りない分の牛乳は、近くのスーパーにて購入し間に合わせました。予定仕入額よりも1260円多く費やしてしまい、損害金も出してしまいました。
今後、仕事中にプライベートなことを考えないよう仕事とプライベートにケジメを付けるよう徹底します。
上記のように、まず、ミスや事故などの内容を書きます。そして、そのミスや事故などの原因を書き、賠償等がある場合はその金額を記載します。最後に、再発防止のための対策を記します。
もし、謝罪文を入れるなら、顛末書とは分けて記載すると良いでしょう。
他にも顛末書の書き方やサンプルを知りたいという方は、ビジネスマナー集や、報告書の書き方などが詳述されているビジネス文章テンプレート集などを参考にされると良いでしょう。
今後、不意の不祥事を起こしてしまった際にも、事前に勉強さえしておけば慌てふためくことも少なくなるでしょう。それが余裕となり、できるビジネスマンへと変貌を遂げることに繋がって行くのです。
顛末書について、色々情報提供をして来た訳ですが、顛末書に謝罪の文を交えた方が良いかどうか迷われる方もいるようです。
顛末書は、あくまでもミスを犯してしまったプロセスを記載するものです。それを基に、今後そのようなことがないよう会社が対策などを練ったりもするのです。
その際に謝罪文などのような事実関係以外の事柄が記載されてますと、逆に邪魔くさくなることが考えられます。
ですから、顛末書には謝罪文などの個人的な感情は記載する必要はないと思われます。シンプルにミスの事実を書くに止めておいた方が良いでしょう。
謝罪文を書きたいということでしたら、顛末書とは別に新たな用紙に書いて添付するという程度で良いと思われます。
もしくは、同じ用紙に記載するのでしたら、顛末文と謝罪文を分けて書くという形にすると良いかもしれませんね。
会社によって、顛末書のフォーマットが決まっている場合は、それに従って記載すると良いでしょう。
顛末書についての質問で、前回ご説明した内容に次いで多かったものに、顛末書はそう何回も書くものなのでしょうかというものがありました。
これも、一概には言えないのですが、基本的に顛末書というのはそう何度も書くものではありません。
会社に対して損害や迷惑をかけた時に、どういう経緯でそうなったのかを正確に書くのが顛末書です。
あなたが、重大なミスを何度も起こしていれば話は別ですが、ちょっとしたミスであれば、顛末書を何度も書かされるというのは考えものです。
以前にも記しましたが、始末書が謝罪色の強いものであるのに対し、顛末書の方は事の成り行きを正確に記すという意味合いが強いです。
ですから、始末書は即減給など処分の対象に成り得ますが、顛末書の場合は、一度や二度では、普通は処分の対象にはならないと言えるでしょう。
しかし、そう何度も顛末書を書かされるのでは、問題のある人間と思われてしまいます。
顛末書を書く程のことではないと思われるのでしたら、顛末書を書くように言われる更に上の上司の方に相談されると良いでしょう。
顛末書に関する質問をいくつか受けましたので、今回はその中から質問の一番多かったものについてご紹介とご説明をして行きたいと思います。
私の所に届いた質問で一番多かったものは、顛末書にはウソを書くことはあり得るのかというものでした。
結論から申し上げますと、十分にあり得ます。もちろん、ウソを書いて良いものではないことは申し上げておきます。
しかし、実際問題では、単なる形式的なものになってしまっており、ウソを書いて提出しているケースが後を絶ちません。
例を挙げますと、旦那さんが上司からのパワーハラスメントを受け、退職されてしまったというケースがあります。
後日、その上司が会社に提出した顛末書のコピー、及び、詫び状が送られて来たそうですが、顛末書の内容は旦那さんが話していたこととまるっきり違うということでした。
その上司がウソを付いているのか、それとも旦那さんがウソを付いているのかという質問内容でした。
もちろん、一概に申し上げることはできないのですが、その上司がウソを付いている可能性も十分にあるということです。
上司は今後も会社に居続ける必要があります。それに対して、旦那さんは会社を辞めてしまった人間です。
会社の上司は、自分にとって不利になることはなるべく書きたくないというのが本心です。
一方、仮に旦那さんが、奥さんにパワハラを受けたとウソを言って何の得があるでしょうか?
あるとすれば、会社の仕事が嫌で、辞めるための口実を作ったというくらいでしょうか。
夫婦として一緒に生活をしていれば、旦那さんがそのようなウソを付く人間かどうかはわかるはずです。
もし、そのようなウソを旦那さんが付くことはあり得ないというのでしたら、その上司がウソを付いている可能性が高いと言えるでしょう。
あなたの旦那さんです。旦那さんの言うことが本当かウソかは他の誰よりもあなたが一番よくわかるでしょう。
ですから、顛末書の内容に我慢がならないのでしたら、会社に対して真実を伝えるのも1つの手でしょうし、また、ご主人に問題があると思えば、そのままでも良いでしょう。
顛末書とは何かについて前回ご説明をした訳ですが、始末書とどう違うのか、
似ているために非常に分りづらいと思います。
そこで、今回は、顛末書と始末書の違いについて少々お話をしてみたいと
思います。
顛末書も始末書も、両方とも仕事上でのミスを犯してしまった際に書く文章
なのですが、一般的には始末書の方が顛末書よりもミスの程度が重い場合に
書くものとされています。
サッカーで例えるならば、始末書はレッドカードに当たり、一発で給与査定に
響くと考えられます。
それに対して、顛末書はイエローカードに相当すると言えるでしょう。つまり、
一度では始末書にはなりませんすが、同じ過ちを何度か繰り返すと始末書もの
と言った感じです。
会社によっては、半期が過ぎれば顛末書を書いた回数がゼロと見なされるよう
です。
顛末書は始末書よりも謝罪色が弱いのも特徴です。どちらも会社や上司に
対して何かしらの損害を与えた時に書くものですが、始末書は謝罪と再発防止
に努めることを約束する意味合いが強いです。
それ対して、顛末書の方は、どうしてそのようなことが起こってしまったのか、
その経緯や事実関係などの全てを説明、報告すると言った意味合いが強いです。